探偵選びのポイント 調査力について
探偵のセールスポイントとして「調査力が高いです」「調査力に自信があります」
などの表現を使用しますが、「調査力」とは一体なんでしょうか?
各探偵事務所(社)によって調査力の意味合いが異なりますので、解説します。
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調査力とは
分かりやすく言い換えると、調査力=結果を出せる根拠です。
調査力という言葉を深堀すると、以下のような意味が含まれています。
・調査員のスキル
・調査員の在籍人数
・撮影機材の豊富さ
各探偵事務所(社)は、それぞれを総称して「調査力」と表現しています。
上記3つのアピール
調査員のスキル
探偵は技術職なので、調査員のスキル次第で調査結果の明暗が分かれるほど重要なポイントです。
ですが、一番お客様に伝えにくい部分になります。
尾行・張り込み・聞き込み・撮影・臨機応変な対応力のスキルがどれだけ高くても、その現場に立ち会わない限り、調査力の高さを目の当たりにできません。
調査員のスキルを見抜くポイントは、「調査員が少人数でも対応してくれるか」です。
調査員個々のスキルが充分でなければ、質(スキル)を量(人数)でカバーする必要があります。
沖縄県の探偵は、調査員2名体制で調査を行うのが主流ですが、当たり前のように調査員3~4名体制での見積もりを出された場合は、その場では即決せずに、「この調査員人数が適正なのか」他社にも相談されてください。
調査員の在籍人数
調査員のスキルでも触れたように、調査員のスキル不足は、人数でカバーできる場面が多々あります。
調査員個々の尾行や張り込みのスキルが無くても、こまめに調査員を入れ替える事で、調査対象者にバレにくくなります。万が一、調査対象者に警戒されてしまっても、別の調査員と入れ替える事で調査を継続することも可能です。
ですが、対応する調査員の人数によって料金が変わる為、調査員のスキル不足を人数でカバーしている探偵へ依頼してしまうと、高額になってしまう傾向があります。
また、在籍人数が多いことをウリにしている場合、「今から調査して欲しい」という要望にも対応でき、少ない証拠取るチャンスを逃しにくいというメリットがあります。
撮影機材の豊富さ
探偵の商売道具はカメラなどの撮影機材です。
決定的な場面を撮影できたとしても、画質が悪かったり、暗闇で顔の判別ができないと証拠として不十分になる事もあります。
・都会の尾行なら、近距離用の小型カメラ
・田舎での張り込みなら、遠距離用の望遠カメラ
・暗闇なら暗視カメラ
というように、撮影機材が豊富であれば、あらゆる状況に応じてカメラを使い分け、証拠として十分な撮影が可能です。
まとめ
探偵は、他社の調査報告書などを拝見することである程度の調査力を判断できますが、一般のお客様が調査力を判断するには非常に困難です。
探偵選びで調査力を重視するのであれば、結果を出せる根拠を提示してもらうようにしましょう。
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